【園長あいさつ】

当園は、安心・安全な生活のなかで「見る・聞く・食べる・触る・嗅ぐ」の五感を刺激した活動・様々な経験を通して、子ども達の探求心や創造力・自立心など、『生涯にわたる生きる力』の基礎づくりが出来るような保育を心掛けています。経験や体験のなかには、成功するだけではなく失敗体験につながる “悔しい” “悲しい” など、辛い体験をすることもあります。そんな時に、安心できる大人がそばにいること…自分の存在を認めてくれる大人がいること…辛い時にギュッと抱きしめてくれる大人がいること…が子ども達の心の安定にとても重要なことになります。大好きな先生がそばにいてくれる・見守られているという安心感、子ども達の思いや考えを否定することなく受け止めることを第一に、子ども達がどんな時でも自信をもって行動できるよう子ども一人ひとりの持つ力を信じ、時にはそっと見守り子ども達自身の力を伸ばせる環境づくりを大切にして、成長していく過程・大人になっても大切な『自己肯定感』を育みます。自分に自信をもつことが将来への夢を抱く第一歩となります。また、保護者の方にも寄り添い、子育ての悩みや成長過程での不安な事などを一緒に考え問題を解決していける園でありたいと思っております。

私は地元に生まれ、地元の幼稚園に通い、その時出会った幼稚園の先生が大好きでした。その先生のようになりたいと目標を決め保育士資格を取得しました。しかし、夢への道のりはそんなに簡単なものではありませんでした。個性豊かな子ども達と過ごす日々は、1日として同じ日はなく、子ども達が安心してのびのびと過ごすためには何が必要なのか、子ども達への寄り添い方、子ども達はどうしたら心を開いてくれるのか等、毎日悩みながら色々な事を試し、失敗や成功を繰り返す毎日でした。そんな毎日の中でも園生活は「おはよう!」の元気な挨拶で1日がスタートします!笑顔いっぱいで登園してくれること、それは保育園が子ども達にとって安心できる環境であるからこそ、このような姿が生まれるのだと思います。子ども達にとって大切な場所・安心できる大人がいる園であるためには、子ども達のありのままの姿を受け止めるとともに、そっと寄り添うことで子ども達が安心感と信頼感をもって活動できる環境・家庭にいるような安心できる環境を整えることが大切になります。

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このように子ども達一人ひとりがありのままの姿で過ごせる園・子ども達の心の土台となる個性豊かな自我の形成を促すことが出来る園・保護者の方と一緒に子ども達の成長や毎日起こす奇跡を見守ることができる園を作るため、地元でもあり私自身が安心して過ごせるこの真砂に開園した『キッズみらくる園』園長になることを決断致しました。

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それから、小規模事業キッズみらくる園は0~2歳児を受け入れてスタートして早2年。子ども達の成長や奇跡を見守ってきましたが、0~5歳のなかで小学校までの連続性、子ども達の興味関心を広げ探求心を育てられる園・子ども一人ひとりが将来の夢を抱けるような心を育てられる園になりたい!という思いから、2022年4月より就学前のお子様をお預かりする『みらくる保育園』になりました。

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今、保育士生活20年が過ぎようとしています。そんなある日、以前勤めていた園の卒園児からの手紙に「先生のような保育士になるため勉強しています!」と書かれていました。その言葉を見た瞬間、ようやく『幼稚園の担任の先生のようになりたい!』という夢に一歩近づけたのかな…と思いました。

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私はこれからも子ども達が起こす毎日の『ミラクル』や成長を職場の保育者や保護者の方と共有し、一緒に見守っていきたいと思います。