わらべうた

わらべうた

わらべうた

日常の保育の中で季節や行事・年齢に合わせて取り入れています。
昔から歌い継がれてきたわらべうたは、音域が狭く短いメロディーが多いこと…
歌の旋律と言葉のリズムが一体となっているため、子ども達にとって聞きやすく歌いやすい音楽です。


言葉・数の概念が身につく

口真似しやすい歌詞や言葉遊び・数を意識したものが多いため、繰り返し歌うことで発語を促し、数の概念を感覚的に身につけることができます。


運動能力・リズム感を高める

「うた」の中にはリズムがありますがわらべうたには友達と一緒に合わせてリズムをとるような遊びがあります。周りと合わせる事が苦手な場合も繰り返し行うことによって周りに合わせることやその時のリズムに合わせるといったことを身につけることができるようになります。また、手をあげたり、片足で立ったり、ジャンプしたりと様々な動きがあり日常ではあまり使わないような体の動きを遊びの中で刺激し成長を促すことができます。

社会性・認知機能の発達を促す

友達と関わりながら行う “遊び歌” の中には、ルールがあるものもあります。わらべうたの中のルールを守ることで社会性が身に付き、自分と他社との関係性を認識することで認知機能の発達を促すことへもつながります。


人との触れ合いを通じて愛着を形成できる

手をつないだりする直接的な触れ合いや遊びの中で心を通わせるような触れ合いがあります。わらべうたのあたたかいリズムのなかで肌や心を触れ合うことで子どもの愛着を形成することができます。


自己肯定感を高める

わらべうたを通じて「自分がいる」という自分の存在を認識し、それを他の人から認められることで自己肯定感を高めることも期待できます。また、繰り返しわらべうたを行っていくとそれぞれの子ども達の中で好きな歌や遊びが出てきます。子ども自身が歌を口ずさんだり、自ら遊びをやりたい・こうしてみたいといった自主性が生まれてきます。その自主性が認められることで、成功体験につながり自己肯定感を高める要因にもなります。

わらべうたは、動きやリズムを取りながら行う“遊び歌”が多くルールがあるものもあります。大人や友達と一緒に歌って遊ぶことにより、コミュニケーション能力を高め、言葉や数を覚えることにつながります。また、日常生活の中で使われる言葉や動きが出てくるので遊びながら生活の基本を学ぶことができます。