BOULDERING

クライミングというスポーツについて

近頃は日本代表選手の活躍やオリンピックの新競技に選ばれるなど、ここ数年でとても注目を集めているクライミング。競技人口も年々増加中で大人も夢中になれるスポーツが実は子どもたちにとって様々な力が身につくスポーツ!
室内のクライミングでは、壁に付いている人工石(ホールド)を掴んだり足を置いたりして上へ登っていきます。12m以上の高さがある壁をハーネスとロープを使って登るリードクライミングと3〜5mほどの壁を体ひとつで登るボルダリングに分かれます!当園ではボルダリングの壁を設置しており、子どもたちがボルダリングを楽しめる環境があります!

空間認知能力

ボルダリングを楽しむなかで自分が登る壁がどのくらいの高さなのかを知ったり、腕や足が届く距離はどれくらいかな?…を考えることもできるように!この感覚を掴んでいくと空間認知能力が養われていきます! 空間認知能力とは、物事の状態や関係(位置、方向、姿勢、間隔、速度など)を正確に素早く把握する能力をいいます。この能力が身についていくとぶつかったり転びづらくなり、ボールを上手に扱うことができるようになります!!

バランス感覚


腕の力や筋肉が必要なスポーツと思う方も多いのではないでしょうか?実は、ボルダリングは体のバランス(体幹)がとても大事なスポーツ!体のバランスをとりながら上を目指して登っていくことは全身運動になり、体力もついていきます。

考える力

どのように登っていくか…どこのホールドを掴めば次に進めるのか…どのホールドに足を置けば安定するのか…など、上へ上へ登っていくには考えることがたくさんあります。そのため、思考力や自分で考える力が養われていきます。それだけではなく判断力や決断力、想像力も身についていきます。


チャレンジする気持ち・
諦めない気持ち


自分で考えたことを“こう登ってみよう!” “こう動いてみよう!”など、チャレンジする気持ちも芽生えるようになります!また、高いところまで登っていくことで恐怖心の克服にもつながり、諦めない気持ちも強くなります。

現役競技者あすみ先生の
コメント


私は高校時代の部活動でクライミングに取り組み、現在は趣味のなかでボルダリングを楽しんでいます。運動する楽しさを味わえるだけでなく、想像を膨らませ自分なりに登り方を考え、何度も挑戦して、「いちばん上まで登れたー!」と登りきったときの達成感を感じるととても嬉しくなります。そんなボルダリングの楽しさを子ども達にも味わってもらいたい!一緒に楽しみたい!と思っています。

ボルダリングで養われる力や能力の全ては、この先子ども達が、生きていくうえで必要な力となります。みらくる保育園では、子どもたちが体を動かす楽しさを味わいながら、自然と様々な力や能力が身に付いていくように関わっていきたいと思います!